菌士郎・抗菌テスト(KKT-100)

ATP法を応用した、抗菌活性の迅速評価用システムです。

原理

ATP(アデノシン三リン酸)とは全ての生細胞中に存在する生体エネルギーで、蛍の酵素を主とするルシフェリン・ルシフェラーゼ試薬と反応すると発光(ルシフェリン・ルシフェラーゼ反応)します。
ATP法では、生細胞の数に比例してその発光量も増加しますので、発光量から生細胞の数を測定することができます。
さらに、ATP法では細胞自体の微妙な活性の変化も発光量の差としてとらえることもできるため、従来の培養法などより細かな抗菌活性の評価を行うことができます。

ルシフェリン・ルシフェラーゼ反応

特長

  1. 1. 高感度10の2乗cells/ml以上の高い検出感度を持っています。(カビ・酵母の場合)
  2. 2. 短時間の培養との併用により、判定までの時間が大幅に短縮されます。
  3. 3. 簡単操作 培養液の発光量を測定するだけの簡単な操作で抗菌活性の評価を行うことができます。
  4. 4. コンパクト机1個分のわずかなスペースで評価が実施できます。

測定方法

  1. (1) 液体培地に指標菌(10の4乗~10の6乗cells/ml)100μlを直接接種し十分に撹拌したのち、 100μlを測定チューブに採取し、ATP 発光量の測定を行ってください。(コントロールの測定)
  2. (2) 評価の対象となる抗菌剤を100μl接種してください。
  3. (3) 一定時間ごとに抗菌剤を接種した液体培地から100μlを測定チューブに採取し、ATP発光量の測定を、行ってください。
  4. (4) はじめに測定したコントロール値と比較して抗菌剤の抗菌活性評価を行ってください。
測定方法

【注意】
糸状菌を指標菌とする場合など、一定時間ごとに液体培地からサンプリングする測定方法では、指標菌を均一に採取できず測定値がばらつくことがあります。
この場合、指標菌全体(液体培地全て)のATP抽出をまず行ったのちに、サンプリングを行って、そのATP発光量の測定を行ってください。

公定法との比較

公定法との比較

システム

1. 器材:280万円
・ルミノメーター ATP発光量の測定に使用します。
※パソコン データの処理・管理に便利です。

(※はシステムの価格に含まれておりません。)

2. 試薬(キット):¥40,000 (100テスト)
・ATP 発光試薬:12ml(溶解時) 抽出したATPを発光させます。
・ATP 標準試薬:5ml(2×10の-9乗M) ATP発光試薬の活性などの測定に使用します。
・発光試薬溶解液:12ml ATP発光試薬の溶解に使用します。
・ATP 抽出試薬:62ml 菌体からATPを抽出します。

300 テスト用(¥80,000)もございます。
300 テスト用は、ATP発光試薬と発光試薬溶解液がそれぞれ3本入りです。

使用方法

  • ●本製品を検査用途以外には使用しないでください。
  • ●本製品使用後の廃棄は、滅菌後に焼却するか、または専門の廃棄物処理業者に委託して行ってください。
  • ●本製品に使用する他の試薬・器具・機械は、使用前に必ず各々の使用説明書等をよく読み、その指示に従って調整・準備を行ってください。
  • ●本製品に使用する他の試薬・器具は必ず滅菌してきださい。
  • ●サンプルの測定前には、必ずコントロールサンプルを測定して試薬の活性を確認してください。
  • ●材質によっては、試薬の付着により腐食・変色する場合がありますので、試薬が付着した器具・機械は蒸留水でよく洗浄してください。
  • ●法で定められた公定法とは異なりますので、本製品による測定結果はサンプル検査のための目安としてお使いください。
  • ●外国の法則によって規制の内容が異なりますので、本製品をそのまま海外へ送られる場合は事前に当社にご相談ください。

安全にお使いいただく為に

  • ●ご使用前に必ず製品安全データーシート(MSDS)をよく読んでください。
  • ●本製品を火気に近づけないでください。
  • ●本製品をあやまって飲み込んだ場合には、応急処置として水を飲ませ、直ちに医師の診断を受けてください。
  • ●手袋、保護用メガネ等を着用し、試薬類が目に入ったり、皮膚に付着した場合は、応急処置として水でよく洗い流し直ちに医師の診断を受けてください。
  • ●使用期限と保存条件を必ず守ってください。
  • ●その他取扱説明書を読んで、ご不明な点がございましたら、必ず担当営業もしくは下記緊急連絡先までご連絡ください。
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